Windows でライブラリの依存関係を調べる
Windows では Dependency Walker というツールがよく使われます。 このツールは昔は VS のツールとしてついてきていたものらしいです。
ただ、 Un*x 系の開発の長かった Emacs 派としては Windows 上でも eshell を使って作業しているので、つい ldd と打ちたくなります。
実は Windows にもコマンドラインで依存関係を調べる dumpbin というツールがあります。 これは以下のような引数を渡します。
dumpbin.exe /DEPENDENTS ファイル名
$ dumpbin.exe /DEPENDENTS c:/Windows/System32/user32.dll Microsoft (R) COFF/PE Dumper Version 10.00.30319.01 Copyright (C) Microsoft Corporation. All rights reserved. Dump of file c:/Windows/System32/user32.dll File Type: DLL Image has the following dependencies: ntdll.dll GDI32.dll KERNEL32.dll :このコマンドラインツールは 2010 でも VS についてくるツールです。 ただし、パスを省略して実行する場合には、以前コマンドラインでコンパイルする方法で書いた PATH の設定をしておく必要があります。
これをエイリアスにしておけば Windows 上でも ldd でライブラリの依存関係が調べられます。
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