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Node.js API (path) - ファイルパスの文字列操作

Node.js では 標準モジュール の一つである Path モジュールでファイルパスの文字列の解析、操作などの機能が提供されています。 今回はその Path モジュールを使ったファイルパス関連の操作について紹介します。

Path モジュールは 'path' を require して使用します。
 var path = require('path');
なお、Path モジュールではファイルパスの文字列処理のみで、ファイル自体のコピー、移動といった処理は fs (File System)モジュールになります。

ファイルパスの解析

ファイルパスを元に各部分を取得する関数が用意されています。
関数 対象
dirname ディレクトリーパス
basename ディレクトリーのパスを取り除いたファイル名。
拡張子抜きの場合は、第 2 引数に拡張子を指定する
extname 拡張子
 var pathstr = '/foo/bar/baz/asdf/quux.html';
 path.dirname(pathstr);    // /foo/bar/baz/asdf
 path.extname(pathstr);    // .html
 path.basename(pathstr);   // quux.html
 path.basename(pathstr, path.extname(pathstr));    // quux
まとめてやる場合は parse でオブジェクトを取得します。
 path.parse(pathstr);
 // { root: '/',
 //   dir: '/foo/bar/baz/asdf',
 //   base: 'quux.html',
 //   ext: '.html',
 //   name: 'quux' }
Windows の場合、 root は 「ドライブ名 + ":\"」 になります。
 path.parse('c:\\foo\\bar\\baz\\asdf\\quux.html');
 // { root: 'c:\\',
 //   dir: 'c:\\foo\\bar\\baz\\asdf',
 //   base: 'quux.html',
 //   ext: '.html',
 //   name: 'quux' }
逆の生成は format です。 生成には dir と base の要素しか使いません。
 console.log(path.format({
     dir : "/path/dir",
     base : "file.txt"
 }));
 // /path/dir/file.txt

相対パス、絶対パス

相対パスを絶対パスに変換する場合 resolve を使います。
 path.resolve('../foo.txt'); // /home/user/foo.txt
逆に絶対パスを相対パスに変換する場合は relative を使います。
このとき、第 1 引数が基準となるディレクトリーです。
 path.relative('/data/orandea/test/aaa', '/data/orandea/impl/bbb'); // ../../impl/bbb
ファイルパスが絶対パスか相対パスかの判定は isAbsolute です。
 path.isAbsolute('/foo/bar'); // true
 path.isAbsolute('../bar');   // false
 path.isAbsolute('c:\\Program Files'); // true

その他のファイルパス操作

ディレクトリーパスとファイル名の結合など、ファイルパスの結合には join を使用します。
 path.join('/foo/bar/baz/asdf/', 'quux.html'); // /foo/bar/baz/asdf/quux.html
path.join('/foo/bar/baz/asdf',  'quux.html'); // /foo/bar/baz/asdf/quux.html
複数まとめて結合することもできます。
 path.join('/foo', 'bar', 'baz/asdf', 'quux', '..'); // /foo/bar/baz/asdf/quux.html
normalize はパス中の '..'、 '.' を解決します。
ちなみに文字列上の解決のみですので、ちゃんと絶対パスに直したい場合は resolve の方を使います。
 path.normalize('./foo/bar/baz/../quz/.'); // foo/bar/quz
 path.resolve(  './foo/bar/baz/../quz/.'); // /home/user/programmers_notes/foo/bar/quz

Windows, POSIX(Unix)

Windows と Unix ではパス区切りなどが違います。それらは path オブジェクトのメンバーに格納されています。
メンバー名 対象 Windows Unix
sep パス区切り \ /
delimiter 複数パスの区切り ; :
 '/foo/bar/baz'.split(path.sep); // [ '', 'foo', 'bar', 'baz' ]
 
 process.env.PATH;      // C:\Windows\system32;C:\Windows; ...
 process.env.PATH.split(path.delimiter);
 // [ 'C:\\Windows\\system32',
 //   'C:\\Windows',
 //     :
Windows と Unix では処理方法、結果などが変わってきます。
Window 上で Unix(POSIX) のパス処理をしたい場合などには posix, win32 を使います。
 path.posix.sep; // /
 path.win32.sep; // \
 path.posix.join('/foo/bar/baz/asdf/', 'quux.html'); // /foo/bar/baz/asdf/quux.html
 path.win32.join('/foo/bar/baz/asdf/', 'quux.html'); // \foo\bar\baz\asdf\quux.html
通常、 path の関数を呼び出した場合、その環境に合わせて posix または win32 の関数が呼び出されています。

サンプルコード

記事で使用したサンプルコードは以下のリンクから取得(名前をつけて保存)できます。 これを node コマンドの引数に渡して実行します。
$ node path.js 
node コマンドの使い方について詳しくは以前の記事をご覧ください。

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