スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Prev.    Category    Next 

Dart のインストールとコンパイル (Windows)

Google が JavaScript に代わる言語として Dart を出して来ました。
今回はこの Dart のインストールと JavaScript への変換(コンパイル) 方法についての記事です。


Dart が目標としている用途は JavaScript のようにブラウザーが直接読み取って実行することです。 ただ、当分の間は JavaScript に変換して使うことなると思うので、コンパイルも必要でしょう。

Dart Editor と SDK

Dart は Dart Editor と SDK の 2 種類のパッケージで公開されています。

Dart SDK は Dart のコマンドラインツールのセットです。 コンパイルするだけなら、こちらで十分です。
Dart Editor は Editor という名前ですが、 Visual Studio のような IDE に近いものです。
コンパイルだけなら必要ありませんが、 デバッグに役立ちそうですし、 Dart Editor のパッケージには SDK も含まれるので、 こちらをインストールすることにします。

ちなみに、 Dart を実行できる Chrome(Dartium) も公開されています。

インストール

(0.) DartEditor は Java を使用するため、 入ってない場合は以下のサイトからダウンロードしてインストールしてください。

1. Dart のサイトから PC 環境にあった zip ファイル(darteditor-winXX-XX.zip) をダウンロードします。

2. zip ファイルをインストールしたいところに解凍します。

3. 解凍後の dart フォルダー内に DartEditor.exe があるので、 実行してみて下さい。 正常に実行できていれば完了です。

(4.) エディターを使わずにコンパイラーを直接呼び出して使いたい場合は、 解凍した dart/dart-sdk/bin フォルダーのフルパスを環境変数 Path に追加します。

Dart Editor の実行でエラーが発生する場合

環境によっては DartEditor.exe の実行時に次のようなエラーメッセージが出る場合があります。
Failed to create java virtual machine
この場合は DartEditor.exe と同じフォルダー内にある DartEditor.ini ファイルの -vmargs の行を削除します。
-data
@user.home\DartEditor
-vmargs
-Dosgi.requiredJavaVersion=1.6
-XX:MaxPermSize=256m
-Xms40m
-Xmx1024m

コンパイル

JavaScript への変換(コンパイル)には dart2js.bat を使用します。

まず、適当な Dart のファイルを作成しておきます。
hello.dart :
import 'dart:html';

main() {
  var msg = query('#msg');
  var btn = new ButtonElement();
  btn.text = 'Click me!';
  btn.on.click.add((e) => msg.text = 'Dart!');
  document.body.nodes.add(btn);
}

コンパイルには次のようなコマンドを実行します。
dart2js.bat [オプション] 入力ファイル
> dart2js.bat -ohello.js hello.dart
実行するとオプションを指定していない場合は out.js という名前で JavaScript ファイルが生成されます。 出力ファイル名を指定する場合は -o オプションを使用します。

オプション

dart2js のオプションには次のようなものがあります。
オプション 機能
-o<file>, --out=<file> 出力ファイルの指定 (-o の後にはスペースを入れません)
-c, --enable-checked-mode, --checked チェックモード (実行時型チェックのコードを挿入し、違反時にアサートできるようにします)
-h, /h, /?, --help ヘルプの表示 (-v と一緒に指定すると詳細なヘルプになります)
-v, --verbose 詳細情報の表示
-p<path>, --package-root=<path> インポート用のパッケージパスの指定
--minify 出力コードを難読化 (空白、コメントなどを取り除いたコードを生成します)
--suppress-warnings ワーニングを非表示
--enable-diagnostic-colors エラーメッセージを色付きで表示

ソースマップ

コンパイル時に JavaScript のファイルだけでなく、 JavaScript のファイル名の後に .map をつけたファイル(hello.js.map) も一緒に生成されます。

これはソースマップと呼ばれるもので、 Chrome や Firefox でのデバッグ時に使用します。 これを使うと JavaScript ファイル上のエラー発生箇所と一緒に Dart ファイルでの対応箇所も表示することができます。
関連記事
スポンサーサイト
Prev.    Category    Next 

Facebook コメント


コメント

コメントの投稿

Font & Icon
非公開コメント

このページをシェア
アクセスカウンター
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
コンピュータ
9位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
プログラミング
3位
アクセスランキングを見る>>
カレンダー(アーカイブ)
プルダウン 降順 昇順 年別

09月 | 2017年10月 | 11月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -


はてな新着記事
はてな人気記事
ブロとも申請フォーム
プロフィール

yohshiy

Author:yohshiy
職業プログラマー。
仕事は主に C++ ですが、軽い言語マニアなので、色々使っています。

はてブ:yohshiy のブックマーク
Twitter:@yohshiy

サイト紹介
プログラミング好きのブログです。プログラミング関連の話題や公開ソフトの開発記などを雑多に書いてます。ただ、たまに英語やネット系の話になることも。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。