Redmine お勧めプラグイン - Add Subversion Links

プラグイン紹介のコーナー始めることにしました。 不定期ですが、お勧めプラグインや気になるプラグインを紹介していきたいと思います。

一回目は Add Subversion Links です。
これは Subversion の http ページへのリンクを表示するプラグインです。

Subversion には、 Subversion 自身にリポジトリーの内容を http ページで表示する機能があります。
このプラグインを入れると、 Redmine のリポジトリーや Wiki での r1234 のような表記のところに Subversion の http ページへのリンクを表示するようになります。
Repository links

Wiki links

最初このプラグインを知った時、正直 だから ? と思いました。
やっぱり、説明はちゃんと読むべきですね。 このプラグインは Chrome や Firefox の Open TortoiseSVN プラグインと組み合わせた時、初めて真価を発揮します。

ブラウザーのプラグインを入れているとリンクをクリックした時に TortoiseSVN が開くようになります。
Redmine 上から確認できるとは言っても、 やはりディスクトップアプリの方が速いし、使いやすいです。 Redmine からすぐ TortoiseSVN を開けて、とても便利になります。

インストール

redmine.org の Plugins Directory から zip ファイルをダウンロードします。 データベースを使うタイプではないので、 (RedmineRoot)/plugins ディレクトリーに展開し、 Redmine を再起動すれば、動作します。

注意点としては、 プラグイン用の画像ファイルを使うので、 プラグインのディレクトリー名は必ず redmine_add_subversion_links でなければなりません。 ただ、 zip ファイルから展開すれば、その名前になっています。

Open TortoiseSVN のインストール

以下のリンク先を開き、 [インストール] のリンクを押せば、インストールされます。 ただし、インストールだけでは TortoiseSVN は呼び出されません。 プラグインの設定で使うリポジトリーを登録する必要があるので、注意して下さい。

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Redmine お勧めプラグイン - Cut Tag

今回は紹介するプラグインは Redmine Cut Tag plugin です。
名前はむしろ "Fold" の方があっているでしょう。 Wiki マクロを使って、折りたたみを行うプラグインです。


Redmine を使っているとチケット等にログを貼り付けたい時があります。 ただ、それがすごく長い場合には見づらくなってしまいします。
そんな時、このプラグインを使うと折りたたんで表示してくれます。

使い方

Wiki を書くときに折りたたみたい部分を {{cut_start}}, {{cut_end}} で囲みます。
デフォルトはたたまれた状態です。
{{cut_start}}
<pre>
  :
長いログなど
  :
</pre>
{{cut_end}}
Cut Tag Close Cut Tag Open

また、{{cut_start(タイトル)}} としてタイトルをつけることができます。
{{cut_start(Application logs)}}
Rendered tagging/_tagcloud (4.4ms)
Query Load Including Associations (0.1ms)
Rendered issues/_sidebar (17.2ms)
{{cut_end}}
Cut Tag title

プラグインをインストールすると Wiki 編集用のツールバーにハサミのボタンが追加されます。 Wiki マクロの名前は長めですが、このボタンで挿入することもできます。
Cut tag toolbar

インストール

  1. GitHub のページから zip ファイルをダウンロードします。
  2. (RedmineRoot)/plugins ディレクトリーに展開し、
    プラグインのディレクトリー名を redmine_cut_tag に変更します。

    • プラグイン用の画像ファイルを使うので、必ずこの名前にして下さい。
      前回の Add Subversion Links と違い、最初はこの名前ではないので注意が必要です。

  3. データベースを使うタイプではないので、 Redmine を再起動すれば、動作します。


 

Redmine お勧めプラグイン - Fulmo (Posting issues helper API plugin)

今回は Posting issues helper API plugin の紹介です。 これは Crome/Firefox の fulmo プラグインとセットで使います。
これらを使うと、ブラウザーのスクリーンショットをとって、そのままチケットの登録ができるようになります。

Fulmo site

スクリーンショットのプラグインと言えば、以前 Redmine 入門 でも紹介した Attach Screenshot プラグインがあります。 これはクリップボードの画像をそのままチケットに添付できる便利なプラグインです。
しかし、残念なことに Redmine 2.0 以降には対応していないようです。 また、Java で実現しているため、 結構インストールが大変で、動かない環境もありました。
追記
Redmine Attach Screenshot と名前を変えて、 2.0 以降にも対応していました。

Web アプリのキャプチャに限られてしまいますが、 Fulmo でもスクリーンショットを添付したチケットを簡単に作成することができます。 こちらは次のような仕組みです。
  • ブラウザーのプラグイン
    • スクリーンのキャプチャとチケットの作成ができるように拡張
  • Redmine のプラグイン
    • チケット作成用の API を提供
ブラウザーから行うのでスクリーンキャプチャーも高機能で、 Redmine 側のインストールも簡単にできるようになっています。

使い方

以下の手順でチケットの作成を行います。
  1. ブラウザーからスクリーンショットのキャプチャと編集
  2. ブラウザーからチケットの作成
  3. Redmine にチケットが作成される
キャプチャ時にスクリーンショットの切り抜き線や文字の書き込みといった編集も可能です。 ファイルに保存することもできるので、 ブラウザーのスクリーンキャプチャーとしても結構使えます。
(個人的にはあとリサイズがあれば、完璧なのですが)

説明用の動画も用意されているので、何ができるかはそちらを見てもらった方がわかりやすいでしょう。

インストール

GitHub のページから zip ファイルをダウンロードします。
データベースを使うタイプではないので、 (RedmineRoot)/plugins ディレクトリー以下に展開し、 Redmine を再起動すれば、動作するようになります。

ただし、 REST API を使用するので、 Redmine の [管理] ページの [設定] から API を使用出来るように設定しておく必要があります。
Redmine API Setting

ブラウザーのプラグインのインストール

redmine.org のプラグインページからプラグインをインストールします。
インストール後、プラグインの設定で利用したい Redmine プロジェクトの [概要] ページのアドレスを登録します。
これはサイトのアドレスではなく、使いたいプロジェクトの数だけ登録する必要があります。
Browser plugin setting

 
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